1 年末は「ポイント情報」が荒れる季節
年末になると、「ポイント失効」の短信が一斉に飛び交う。だが、その大半は焦りを誘う詐欺の入り口である。2025年12月の報道でも、偽サイトへ誘導され銀行情報を盗まれる事例が後を絶たない。江蘇省では偽リンク経由で2万元以上を騙し取られた事例があり、山東省では偽「10086」(実際は小文字の「L」を使った「l0086」)から短信が届き、7,739元を騙し取られた事例が報告されている。
⚠️ 重要:リンク付き短信は原則踏まないこと。ポイントは得だが、焦りは損である。
2 36か月ルール——「3年に1度のポイ活」が真相
三大通信キャリアのポイントは、いずれも36か月(3年)のローリング失効制が基本である。「年末一斉消滅」という思い込みは誤りである。当公式サイトでも昨年末に「失効目前!年末だけの“ポイ活”、“1分”の操作で通信費と簡単交換!」と題して「年越しが効かない」と情報発信したが、このほど「36か月」がスタンダードとなっていることが判明した。
2025年9月26日よりポイントを「AI豆」に改名。有効期は36か月(自然月)で、到期後に月末統一失効。
消費ポイント・網齢ポイントの有効期は36か月。ただし一部報道では「1年」との情報もあり、地域や契約タイプで異なる可能性がある。公式アプリまたは10010での確認が必須である。
自然年基準で3年有効。毎年12月末にローリング失効を実施(2025年は2022年分が失効対象)。
年末は「全部消える日」ではなく、「3年前の古い分だけが整理される日」である。オリンピックやFIFAワールドカップは4年に1度、諏訪大社の御柱祭は7年に1度である。3年に1度のイベントは覚えづらいが、「年末の備忘録」として記録しておく価値はある。
3 3分棚卸し術——短命から片づける
ポイント管理のコツは単純である。「短命→長命」の順で処理する。
リンク付き短信は原則スルーする。アプリ直アクセス、または公式窓口(10086/10010/10000)へ戻る。偽サイトは「それっぽさ」を作るのがうまい。
🔴 中国移動(AI豆):アプリ内で有効期限を確認。36か月ローリング制。メッセージアプリで「HF」と入力し、10658999に送信すると、即座にポイントが通話料金としてチャージされる。
🔵 中国聯通:公式では36か月とされるが、一部で1年説もある。短信「JFJF#Q」→10010で照会可能(地域差あり、最終確認は公式で)。ポイント交換する場合は、「JFJF#Q」を10010に送信すると、交換可能な金額が返信される。その後、「Y」と返信するだけでチャージ完了である。
🟢 中国電信:短信「105」→10001で照会(地域・時期で変動あり、公式アプリが確実)。「JFDH」と10001に送信して残高確認。次に「JFDH#xxx」(xxxは希望額)と送信し、返信された内容について「QRDH」と返すとポイント交換が確定する。
中国移動(AI豆)は一般的に100ポイント=1元が目安である。地域により最低交換額(起兌)の設定がある。数字の小さな違いで損得が出るため、「今すぐ全部」より「失効間近分だけ」を狙う方が合理的である。
4 プラットフォーム系は要注意——京東京豆の規則変更
通信キャリアより厄介なのが、プラットフォーム系である。ルール改定が速いからである。
📌 現行規則:基礎購入・評価・晒単で得た京豆は、獲得日から次年度末まで有効(最長2年、最短1年)。例:2024年取得分は2025年12月31日まで。
📌 新規則(2026年1月1日施行):2026年1月1日以降に獲得する京豆は、有効期が最長180日に短縮される。2025年末までに取得済みの京豆は2026年末に失効する(経過措置)。
つまり、2025年12月29日時点ではまだ旧ルール適用中だが、2026年以降は大幅に短縮される。プラットフォーム系は「ポイント残高」ではなく、規約の更新日と失効予定を見る癖をつけたい。
5 ヘビーユーザーには「そこそこの金額」——軽視は禁物
以上見てきたポイ活で得られるのは「取るに足らない金額」に過ぎないという向きもあるが、通信サービスのヘビーユーザーにとっては数百元単位になるケースもありそうだ。
ただし、3年に1度のイベントはオリンピック(4年)や御柱祭(7年)と異なり、記憶に残りづらい。したがって、年末の備忘録イベントとして留意するのがよいだろう。


