中国の地震警報サービスが進化、Weixinのミニプログラムでアラート即時通知
中国地震台網センターは8月2日、中国メディアグループの国家緊急放送とテンセントと提携し、新たにWeixin早期警報サービスの公開テストを開始した。これにより、Weixinユーザーはリアルタイムで地震警報を受け取ることができるようになった。
地震警戒情報サービスに注目
国内外の地震被害を報じるニュースが相次いだことを受け、注目度が増しているのが「地震警戒情報(地震预警)」サービスだ。震源地、警戒マグニチュード、警戒時間、推定震度などの地震警戒情報を、地震発生の数十秒前にポップアップとサイレン音で知らせてくれる「地震预警」アプリについて、ちょうど1年前に紹介させていただいた。
ミニプログラムでもアラート通知
ユーザーにとってさらに使いやすいツールといえるのが、8月2日から公開テストが始まった「中国地震台網」全国Weixin警報サービスで、中国地震局の指導の下、中国地震台網センター、中央放送テレビ総局の国家緊急放送、そしてテンセントが共同でプロジェクトに取り組んできた。
地震警報サービスの公開テストは江蘇省、河北省、海南省、甘粛省、広東省、陝西省など地域ごとに順次開始されており、Weixinのユーザーはミニプログラムを通じて地震警報を取得することができる。
地震警報の設定方法
Weixinのミニプログラムということもあって、アプリと違って使用デバイスに左右されることがない。(Weixinユーザーなら)誰でも手軽にアクセスできるのが強みだ。とりあえずWeixin内で「中国地震台網」または「地震警報」と検索してみよう。所定のミニプログラムを起動したら「地震警報を有効にする」をタップし、「地震警報通知」と「位置情報の取得」を許可すると任意地点の警報機能が有効になる。
◉ステップ1:「中国地震台網」ミニプログラムをWeixinで検索する。
◉ステップ2:ミニプログラムを起動し、設定へ。
ステップ3:通知と位置情報を許可する。
警報を受け取ったら…
もし屋外で警報を受け取った場合、警報時間の長さによっても対応が異なってくるが、心得ておきたいことがある。室内にいるならテーブルの下やベッドの側など堅固なものに隠れ、一時的に身の安全を確保すること、火の元をとめてから避難を開始すること、エレベーターは使用せず、非常口を確認し階段を使用すること等だ。
また、避難に当たって近寄らないようにしたい場所として、ビルや電柱、看板などの倒壊の危険がある地点、煙突、高圧線などが挙げられる。ビルの近くを通らなければならない場合は、ガラスや外壁の破片が落ちてくる可能性も想定し、手で頭を保護するなどして速やかに行動することが必要だろう。これら地震発生時の心得については、総務省消防庁(fdma.go.jp)などが公開している防災マニュアルも大いに参考になりそうだ。(編集:耕雲)
参考
消防庁 地震防災マニュアル (fdma.go.jp)