日中フライト料金高騰の真相、「南海トラフ」とは関係薄|9月から温州や太原に東京線
日本発中国行きのフライト料金が急騰している。ネットでは8月8日に発表された南海トラフ地震の注意報との関係を指摘する見解も見られたが、じつは日本はお盆シーズン真っ只中だ。盆明け以降の料金は落ち着きを見せていく。一方、9月以降も日中路線に増便、再開等の動きがあるので紹介しよう。
フライト料金高騰の真相は?
日本発中国行きのフライトチケットの料金が急騰している。中国のネット上では、8月8日に日本気象庁が発表した「南海トラフ地震臨時情報・巨大地震注意」との関連性を指摘する記事が見られる。この注意報が日本国内に不安を引き起こし、必要物資の備蓄を始める人が相次いだ結果、一部の地域の店舗では商品が不足し、購入制限が設けられる事態を引き起こしているというのだ。ただし、巨大地震注意の発表がフライト料金の高騰と直接結びついているというわけではないだろう。
名古屋‐上海の片道料金の動向
お盆後は平時の料金水準に
日中間のフライト料金が急騰しているのは、お盆シーズンによるものだ。お盆は元旦に次いで帰省ラッシュのために大規模な移動が発生する時期であり、さらに国内外からの観光客が増加することでも全国的に混雑が生じる。この需要増加を見越して、ビジネスホテル等の宿泊料金も上昇している。料金水準が通常の域に戻るのは、日中フライト料金については20日以降、ホテル料金については18日以降だ。
温州、太原便も9月就航へ
南海トラフ地震の注意報が発せられた翌9日、旅行予定をキャンセルする人が相次いだとする報道もある。しかし、日中航路における既存路線の回復や増便の動きにブレーキがかかることはない。むしろ、9月以降の航路拡大が渡航の選択肢の多様化につながり、安堵をもたらしてくれることだろう。
以下、航空情報サイト「TRAICY(トライシー)」等を参考に最近の日中路線の増便、再開、就航に関する情報をピックアップしておきたい。とくに、太原や温州といった在留邦人数が少ない都市とも航路が確保できるのは注目に値する。(編集:耕雲)
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【海南航空】
◉東京/羽田〜北京/首都線を9月1日から週3往復で再開:
海南航空は、東京/羽田〜北京/首都線の運航を9月1日から週3往復で再開する。機材はボーイング737-800型機を使用する。
機材はボーイング737-800型機を使用し、月・木・土曜日に運航予定である。
■運航ダイヤ:
HU7920 東京/羽田(03:00)〜北京/首都(05:50)/月・木・土
HU7919 北京/首都(21:15)〜東京/羽田(01:30)/水・金・日
【長竜航空】
◉東京/成田〜温州線を9月3日から週3往復で開設:
長竜航空は、9月3日から10月26日の期间、東京/成田〜温州線を9月3日から火・木・土曜の週3往復を運航する。機材は174席仕様のエアバスA320型機を使用する。長竜航空は、大阪/関西〜杭州線を1日1往復を運航しているほか、コロナ禍以前は名古屋/中部〜杭州・西安線を運航していた。
機材はエアバスA320型機を使用し、火・木・土曜日に運航予定である。
■運航ダイヤ:
GJ6090 東京/成田(15:15)〜温州(17:55)/火・木・土
GJ6089 温州(09:30)〜東京/成田(14:15)/火・木・土
【中国東方航空】
◉名古屋/中部〜煙台〜太原線の運航再開 9月3日から週3往復:
中国東方航空は、名古屋/中部〜煙台〜太原線の運航を、9月3日から週3往復で再開する。名古屋/中部と太原を結ぶ路線は、2020年3月以降、約4年半ぶりの再開となる。
火・木・土曜の週3往復を、ビジネスクラス8席とエコノミークラス166席の計174席を配置した、ボーイング737-800型機で運航する。当初は9月28日までの運航を予定していたものの、10月26日までに延長した。合わせて運航スケジュールを変更した。
■運航ダイヤ:
MU5074 名古屋/中部(17:10)〜煙台(19:00/20:10)〜太原(22:15)/火・木・土
MU5073 太原(08:55)〜煙台(10:50/12:15)〜名古屋/中部(16:10)/火・木・土
【中国南方航空】
◉福岡〜広州線を9月1日から増便へ:
中国南方航空は、福岡〜広州線の増便を9月1日から実施する。機材はエアバスA321型機を使用する。
■運航ダイヤ:
CZ3342 福岡(10:15)〜広州(13:50)
CZ3341 広州(07:10)〜福岡(10:00)
◉名古屋/中部〜瀋陽線を9月21日から週3往復で運航再開:
中国南方航空は、名古屋/中部〜瀋陽線の運航を9月21日から再開する。
火・木・土曜の週3往復を運航する。機材はエアバスA320型機を使用する。所要時間は名古屋/中部発が3時50分、瀋陽発が3時間。
新型コロナウイルスの影響で2020年2月から運休しており、約4年7か月ぶりの運航再開となる。同路線は中国南方航空のみが運航しており、名古屋/中部への乗り入れ路線は2路線週7往復となる。
■運航ダイヤ:
CZ698 名古屋/中部(13:10)〜瀋陽(15:15)/火・木・土
CZ697 瀋陽(08:10)〜名古屋/中部(12:10)/火・木・土
【中国国際航空】
◉東京/羽田〜北京/首都線を9月27日から1日4往復:
中国国際航空は、東京/羽田〜北京/首都線を9月27日から増便する。
現在は1日3往復を運航しており、これを1日4往復とする。増便するのはCA133/134便で、機材はエアバスA330-200型機を使用する。
中国国際航空では、東京/成田〜北京/首都線を7月12日から1日2往復に増便する予定だったものの、運航準備上の原因により延期していた。
■運航ダイヤ:
CA134 東京/羽田(16:00)〜北京/首都(19:00)
CA133 北京/首都(09:55)〜東京/羽田(14:30)
◉東京/羽田〜北京/首都線を増便 9月27日から1日4往復:
中国国際航空は、東京/羽田〜北京/首都線を9月27日から増便する。
現在は1日3往復を運航しており、これを1日4往復とする。増便するのはCA133/134便で、機材はエアバスA330-200型機を使用する。
中国国際航空では、東京/成田〜北京/首都線を7月12日から1日2往復に増便する予定だったものの、運航準備上の原因により延期していた。
■運航ダイヤ:
CA134 東京/羽田(16:00)〜北京/首都(19:00)
CA133 北京/首都(09:55)〜東京/羽田(14:30)
◉東京/羽田〜北京/首都線を増便 9月27日から1日4往復
中国国際航空は、東京/羽田〜北京/首都線を9月27日から増便する。
現在は1日3往復を運航しており、これを1日4往復とする。増便するのはCA133/134便で、機材はエアバスA330-200型機を使用する。
中国国際航空では、東京/成田〜北京/首都線を7月12日から1日2往復に増便する予定だったものの、運航準備上の原因により延期していた。
■運航ダイヤ:
CA134 東京/羽田(16:00)〜北京/首都(19:00)
CA133 北京/首都(09:55)〜東京/羽田(14:30)
【春秋航空】
福岡〜広州線の運航再開 9月20日から1日1往復:
春秋航空は、福岡〜広州線の運航を、9月20日に再開する。
1日1往復を、エアバスA320型機で運航する。
これにより、春秋航空の福岡発着路線は、上海/浦東と大連線を合わせた3路線に拡大する。
■運航ダイヤ:
9C6606 福岡(11:55)〜広州(14;30)
9C6605 広州(06:55)〜福岡(10:55)
参考