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2024-09-10

“微信サポート終了説”で揺れたiPhoneをファーウェイが迎撃、新製品で迫る“究極の選択”


Weixinが9月6日に2か月ぶりに更新され、噂されていた「iPhone 16でのサポート終了説」が否定された。しかし、中国のネットでは「アップル税」の“税率”に批判が高まるなど、アップルへの風当たりは強い。こうした中、新製品iPhone 16が米国時間9日(中国時間10日午前1時)に発表され注目を集めたが、ファーウェイが三折ファブレットで迎撃を図ろうとしている。


Weixin更新でiPhoneユーザーは安堵

Weixin(微信、WeChat)が9月6日、2か月ぶりにアップデートされた。iOS版は8.0.51、Android版は8.0.51(ベータ版)が最新バージョンである。今回のリリースがネットで大きな反響を呼んだのは、機能面での最適化が注目されたからではなく、「iPhone 16ではWeixinがサポートされなくなる可能性がある」という噂がSNSで広がったためだ。

その後、アップルのカスタマーサービスは、WeixinがiPhoneの新モデルでも引き続き使用可能であり、サポートが継続されることを確認した。また、テンセントも「Weixinの更新は順調に行われている」とコメントを発表し、火消しが行われる中でWeixinのアップデート版が公開されたことは、iPhoneユーザーに安堵をもたらしたといえる。しかし、SNSでは依然として「もしWeixinが使えなくなったら」という話題に多くのコメントが寄せられている。


ミニゲームの課金めぐる対立

上述の噂の火種は、ミニゲームでの収益分配を巡る交渉がテンセントとアップルの間で難航していると目されたことに起因するようだ。アップルは、ミニゲーム開発者がサードパーティーの決済手段を利用することがApp Storeの利用規約に違反していると問題視し、これを修正しなければWeixinの更新を停止する可能性があるとテンセントに圧力をかけていたとされる。

一方、テンセントは、ミニゲーム事業で収益を上げていないという。そのため、業界の「持続可能で公正な」発展を理由に、アップルの主張に対して反発を示していたといわれる。『毎日経済新聞』ほか中国国内メディアは、開発者、アップル、テンセントの三方が利益を得られる「三方良し」の解決策をテンセントは目指していたことを示唆している。


「アップル税」の“減税”要求

「アップル税」というものがある。アップルがApp Store内でのアプリやコンテンツの取引に対して15%〜30%の手数料を課す制度を指し、多くの開発者にとって運営コストの増加を招く頭痛の種となっている。さらに、中国市場では最も高い30%という比率が標準となっている。

欧州連合(EU)は「デジタル市場法(DMA:Digital Market Act)」に基づき、アップルに対して罰金を科し、新たな規制を設けるなどの動きがあったことから、中国のネットユーザーは「アップル税」をめぐる不公平感をさらに募らせているようだ。ちなみに、2023年には、アップル税による全世界の収益が223億ドルに達し、そのうち約4分の1が中国市場からのものだったという。


iPhone16シリーズが発表

中国のiPhoneユーザーは2億5000万人に達している。しかし、すでに中国国内の出荷台数シェアではトップ5から脱落しており、最近の市場展開では劣勢に立たされている。一方、Weixinは中国国内における欠かせない生活インフラといっても過言ではない。このほか、中国のZ世代を中心に広がる「国潮(グオチャオ)」(中国オリジナルのアイテムが歓迎されるトレンド)の影響もあって、中国国内のネットではアップルに対する厳しい反応が論調が目立っていたといえる。

そうした中、アップルの新製品発表イベントが米国時間9日(中国時間10日午前1時)に行われ、iPhone 16シリーズやApple Watch Series 10などが公開された。iPhone 16では新たなカメラコントロール機能やA18チップが搭載され、ゲームや撮影機能が強化された。Proモデルは画面サイズが拡大され、iPhone 16 Proのサイズは6.3インチ、Pro Maxのサイズは6.9インチとなっている。最新のA18チップを搭載し、性能が大幅に向上している。

このほか、カメラ機能には「カメラコントロール」ボタンが追加されたことで操作性が向上している点も注目に値する。価格は5999元からで、9月13日に予約開始、9月20日に発売が予定されている。


Apple Watch Series 10については、大画面ディスプレイや新チップS10 SiPが採用され、睡眠時無呼吸症候群の検出機能が追加された。さらに、AirPods 4にはアクティブノイズキャンセリング機能が搭載され、USB-C対応の充電ケースも導入されるなど、話題を呼んでいる。



三つ折りファブレットで迎撃

このアップルの動きを迎撃するかのように、中国国産スマートフォンの旗手であるファーウェイが中国時間の9月10日午後2時30分から新製品発表会を行う。今回の製品発表会で目玉とされるのが、純正「Harmony(鴻蒙)NEXT」OSを搭載し、他のファーウェイデバイスとのシームレスな連携を可能にする“三つ折りファブレット”製品「MateXT」だ。

このモデルは、10インチ以上の大画面を実現し、価格は1.5万〜2万元が予想されるなど高額ながら、タブレットPCの市場に取って代わる可能性も示唆されている。ファーウェイは予約注文がすでに300万件を超えたことを明らかにしており、中国国内のスマートフォン市場に激震をもたらそうとしている。中国の消費者は再び「iPhoneかファーウェイか」という“究極の選択”を迫られることになりそうだ。(編集:耕雲)

 参考 


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