”格安航空券の落とし穴”が話題に、隠れたコストを避ける方法は?
LCCは旅行者にとって渡航コストを抑える選択肢として魅力的だが、手荷物や座席選択など追加料金で予想外の出費を強いられることもあるので事前にサービス規約を十分に把握しておく必要がある。また、“ブラック航空券代理店”と呼ばれる非正規販売者によるトラブルも散見され、正規のルートでの購入を心がけることも必要だ。
LCC利用の落とし穴
学生やバックパッカーだけでなく、旅行予算が限られているときに重宝するLCC(格安航空会社)だが、そのサービスは"諸刃の剣"ともいえる。渡航コスト抑制の意図に反して、結果的にFSC(フルサービスキャリア)を利用するのと大差ない出費になることもある。手荷物の重量オーバーや座席指定、機内食の利用等、さまざまなオプションによる料金の加算がその例だ。
さらに、長距離のフライトでは快適性が犠牲になることもある。LCCが運航するフライトでは、機内の座席間隔が狭くなっていることが多く、さらに運航時間が早朝や夜間などに偏る傾向があるためだ。搭乗率が低い航路では運航休止になることもあり、旅行計画に影響が及ぶこともあるだろう。
香港エクスプレスの新プラン
LCCを利用する際の障碍といえば、やはり手荷物の重量に関わる制約ではないだろうか。たとえば、香港エクスプレス航空は最近、運賃プランを「ウルトラライト」「ライト」「エッセンシャル」「マックス」の4タイプに再編し、利用者の多様なニーズに対応した。しかし、最安の「ウルトラライト」 では7キロまでの荷物を1個しか機内に持ち込めず、荷物棚の利用もできないとされるので注意が必要だ。
また、これまで同行者との重量制限枠を共有することで上限を引き上げてもらえたのが、オーバー分を各自購入しなければならないポリシーに変更になったとも伝えられている。
それでも、香港エクスプレスはもとより、LCCは2、3線都市との直行便を開設しているケースも多く、片道単位で航空券を購入できる手軽さは代えがたい魅力だ。サービス規約を十分に把握したうえで、自身の移動ニーズと天秤をかけながら、より賢く、よりフレキシブルにLCCを活用していきたいところだ。
航空券購入は正規ルートで!
折しも微博(Weibo)で「#専門家は低価格の航空券の購入を勧めない#」という話題が注目されている。マイレージポイントやクレジットカードを不正利用して「格安航空券」を販売する違法行為が絶えないことが背景にある。“ブラック代理店”が販売する格安航空券に惑わされず、正規ルートでの航空券購入を心がけたい。
より安全に格安航空券を入手できる方法としてはタイムセールの利用も勧められるだろう。たとえば、デッドラインが目前に迫っているが、本日13日午後4時59分(日本時間)前まで、ジェットスター・ジャパンが国際線を対象とした「スーパースターセール」を行っている。東京/成田発着の上海/浦東・台北/桃園・マニラ便が8,990円という激安価格だ。
また、フルサービスキャリアが手掛けるセールイベントも少なくない。最近では全日本空輸(全日空、ANA)がプロモーションを行っている。5月16日まで米国・カナダ・東南アジア・シドニー・中国・ソウル・香港線(搭乗日は7月1日から9月30日までの期間)を対象に特別運賃が設定されているので要チェックだ。(編集:耕雲)
参考
ANA、国内線と国際線を対象とした片道5,000円からのタイムセールを開催中 | sky-budget スカイバジェット
ジェットスター・ジャパン、国際線対象の「スーパースターセール」開催 往復予約で復路8,990円 - TRAICY(トライシー)