広州天河区でも「刺傷事件」が発生、各在外公館が安全対策を呼びかけ
10月8日、広州市天河区で60歳の男性による刺傷事件が発生し、3名が負傷した。事件は小学校付近で起き、容疑者はすでに拘束されたが、背景は不明。中国各地で類似の事件が相次いでおり、在中国各公館は在留邦人に外出時の注意と安全対策を強く呼びかけている。
広州でも刺傷事件が発生
広州市公安局天河区分局による8日付発表にもとづいた各中国メディアの報道を総合すると、10月8日午後2時頃、天河区華強路で60歳の男性が刃物による刺傷事件を起こし、児童2名と女性1名が負傷した。事件が発生したのは華強路の小学校付近で、多くの保護者が放課後を迎えた子どもを待っていた。負傷者のうち2名は軽傷で既に退院しており、1名は引き続き治療中だが、命に別状はない。
容疑者はすでに当局に拘束されており、広州市公安局は現在も事件の詳細について捜査を進めているが、事件の背景はまだ明らかにされていない。中国国内では他にも刺傷事件が発生しており、9月18日には深セン市で日本人学校の児童が登校中に襲撃され死亡する事件が起きた。さらに、9月30日には上海市松江区のスーパーマーケットで刃物を使った殺傷事件が発生している。
各地で安全対策を呼びかけ
こうした状況を受け、在中国各公館は在留邦人に対して注意を喚起している。外出時には不審者の動向や周囲の状況に注意を払い、複数人で行動するなど安全対策を取るよう求めた。万一、災害や事件に巻き込まれた場合には、各公館が定める連絡先まで報告するように呼びかけており、「在留届」や「たびレジ」の登録も勧めている。これら手続きに際しては、オンライン在留届システム「ORR net」の活用が推奨されている。
また、在中国の各公館では、在留邦人の安全対策に役立てるため、「安全の手引き(安全対策マニュアル)」を作成し、公式サイトや海外安全ホームページから提供している。(編集:耕雲)
参考
外務省 海外安全ホームページ|【安全対策情報】広州市天河区における刺傷事件の発生(注意喚起) (mofa.go.jp)