「マイナ」移行に待ったなし!?「健康保険証」廃止のカウントダウン開始
2024年12月2日に健康保険証の新規発行が終了し、いよいよマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の普及が本格的に始まる。ただし、医療機関での保険診療に支障が出ないための措置として、廃止日以降も有効な健康保険証は最長1年間使用を可能にする。また、マイナンバーカードを持たない人には最長5年間の「資格確認書」が発行される。
マイナ保険証への移行
日本政府は行政サービスのデジタル化を促進する政策の一環として、2024年12月2日に従来の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードを基本とする「マイナ保険証」への移行を進める。マイナ保険証の取得は任意だが、取得者には医療機関での手続きや高額療養費の申請が簡素化される利点がある。
出所:政府広報オンライン
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには初回だけ登録手続きが必要になる。医療機関・薬局の窓口等に設置されている顔認証付きカードリーダーでマイナンバーカードを読み込ませ、手続きを行う。あるいは「マイナポータル」(myna.go.jp)サイトや全国のセブン銀行ATMでも登録申請を受け付ける。
マイナと資格確認書の二択
現行の健康保険証は来年2025年12月1日まで使用が可能だが、それ以降に保険診療を受ける場合は、経過期間にマイナ保険証か「資格確認書」のいずれかの取得が必要になる。
図出所:ソニー健康保険組合のウェブサイト
海外在住者(2015年10月5日以降に国外転出をした人)の場合は、2023年5月から「国外転出者向けマイナンバーカード」の申請が可能となっている。必要書類を揃えて申請すると概ね2か月で発行される見通しだが、代理人による受け取りができない等の制約もある。
国外転出者向けマイナカード
海外在住の日本人がマイナンバーカードを申請する際に必要な書類には、個人番号カード交付申請書、個人番号カード・電子証明書、暗証番号設定依頼書、および所定の条件を満たした顔写真などがある。市区町村の窓口か在外公館の窓口に出向いて申請するか、郵送申請を行う。
申請場所とカードの受取場所は別々に指定できる。交付通知メールを受け取った後、旅券および本人確認の書類として有効な運転免許証、運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のもの)、年金手帳、各種年金証書等のいずれかを持参し、指定の受取場所に出向く。
そのほかマイナンバーカードに関する各手続きに関する解説や、トラブル(紛失など)に直面した際のアドバイス等は、「マイナンバーカード総合サイト」で確認できる。(編集:耕雲)
出所:マイナンバーカード総合サイト(kojinbango-card.go.jp)
参考
国外転出者向けマイナンバーカードの申請・受取方法(新規交付) – マイナンバーカード総合サイト (kojinbango-card.go.jp)
マイナンバーカードの健康保険証利用|デジタル庁 (digital.go.jp)
海外在住者と日本の医療保険,年金|外務省 (mofa.go.jp)