経済・金融
2024-05-15

新型コロナまだ終わらず、FLiRT変異株「KP.2」亜系統が複数国で拡散中

金融経済


新型コロナウイルスの流行はまだ終息していない。米国の下水道で初めて発見されたFLiRT(フラート)変異株の亜系統「KP.2」が、米国、カナダ、英国、シンガポールなど複数の国で感染者数を急増させており、動向が注視されている。「KP.2」の感染状況や脅威レベルに関する報道を元に、ポイントを整理しておこう。


元を辿ると米国の下水道?

「FLiRT(フラート)」と総称される新型コロナウイルスオミクロン変異株の第3世代亜系統の一種、「KP.2」の感染者が増加している。「FLiRT」は当所、米国の下水道で発見され、その後、突然変異によりウイルスのスパイクタンパク質が変化した「KP.2」が2024年1月2日にインドで初めて確認された。その後、感染スピードは著しく、米国、カナダを始め、多くの国で拡散している事態に警戒が強まっている。


KP.2変異株の症状と特性

KP.2変異株に感染した場合の症状には、喉の痛み、鼻詰まり、せき、高熱などがある。特に、嗄声(させい)、手足の冷え、鼻水が一般的であり、症状が重くなる場合も少なくない。初期データによれば、感染後の経過はJN.1と似ていて、味覚や嗅覚の喪失、時には消化器官でも症状を引き起こすという。

手強いのは、従来の感染やワクチンによる免疫を回避する能力を示していることだ。シンガポールのネットメディアは、過去数度のワクチン接種が予防に役立たなかったとする感染者の声を紹介している。




シンガポールでも感染急増

KP.2変異株は特に米国とカナダで拡散が顕著で、感染症例の4分の1以上を占めているとされる。英国でもKP.2とKP.1.1が症例の40%を占め、主流の流行株の地位を占めつつある。そのほかシンガポールで新規感染者が急増しているほか、タイでも13人の症例が確認されたという。

中国本土ではJN.1、JN.1.16、JN.1.4が主流の流行株となっており、広東省で初めてKP.2が検出されたのは3月11日のことだ。その後、5月12日までに合計25件のKP.2系列が検出されている。毎週報告される国内の固有の配列に占めるKP.2の割合は0.05%から0.3%の間であり、非常に低い水準にとどまる。そのため、中国疾病予防管理局(国家疾控局)はKP.2が中国で短期間のうちに主要流行株となって新たな感染ピークを引き起こす可能性は低いとした見解を示している。


効果的な予防措置は?

世界保健機関(WHO)は、JN.1からの変異と新たな変異株の出現に備え、継続的な監視と研究の重要性について強調してきた経緯がある。3日にはKP.2を「監視が必要な変異株」にも指定している。

KP.2変異株に対する予防策は他のオミクロン変異株と同様で、良好な個人衛生習慣の維持、科学的なマスクの着用、健康的な食事、そして免疫力の向上が推奨されよう。高齢者や免疫力が低下している人々には個人レベルの防護には特に配慮が求められる。(編集:耕雲)

 参考 



 おすすめ  
中国渡航に欠かせないデーターSIM&NSN対策は中国移動香港CMlink社の「中国商楽通」をお勧め!中国ローミング回線利用で、5G/4G每日上限無制限使い放題! 30日間契約・月額JPY9,980【488元】


 おすすめ  
5G/4G中国ローミング上限無制限、毎日使い放題グローバルSIM「中国商楽通企業版」。日系中小企業の国際業務を安心・安定・格安で支援します。

 おすすめ  
「邦人NAVI」アプリをダウンロードして、会員登録で日本の地域IP制限AM/FMラジオをながら聴きましょうか。

この記事をシェアする

関連記事

経済・金融

【Navi】 鉄人の日|ポップマート株価7倍に急|鉄心石腸|沼る

2025年06月13日

金融経済
経済・金融

【Navi】シャオミ、“世界トップ5”を戦略目標に|大連、インフラ投資が経済牽引|杭州のバスが“ビジネスクラス”席

2025年05月30日

ビジネス経済金融+1
経済・金融

「世界空港ランキング」で日本勢躍進、中国勢の注目株・海口、成田直行便が2月再開へ

2024-12-17

中国日本金融+1