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2024-11-20

訪中ビザ免除再開の見通しで“パスポート力”復権に期待|日中路線で増便活発化

交通在留手続き日中ビジネス


日本の「パスポート力」は世界ランキングで2位。シンガポールとの差を縮め、再び世界トップに近づくカギは、中国の短期ビザ免除の再開だ。11月中の実現を想定してか、日中路線のフライト増便情報が相次いでいる。


パスポート力で日本は2位

2024年度版「ヘンリーパスポートインデックス」によると、日本はフランスやドイツと並び2位に位置している。このランキングは、ビザなしで渡航可能な国や地域の数を基準にした指標だ。トップのシンガポールは195か国、日本は192か国と、その差は3か国ある。

🔗日本のパスポートが来春リニューアルへ、偽変造防止で“最強”奪還目指す

🔗“世界最強”のパスポートは日本?UAE?2つの異なるランキング結果

「Henley Passport Index(ヘンリーパスポートインデックス)」2024年版


焦点は中国の短期ビザ免除再開

注目を集めるのは、中国が日本人向け短期滞在ビザ免除を再開する時期だ。ビザ免除が実現すれば、観光やビジネスの活性化が期待されるだけでなく、日本のパスポート力向上にも寄与する。

中国の日本人に対する短期ビザ免除措置は、新型コロナの流行を受け2020年春に停止されて以降、再開されていない。一方、中国は2023年12月以降、フランスやドイツ、韓国など複数の国を対象にビザ免除措置を実施してきた。

◉中国による短期ビザ免除措置の動き

2024年以前

免除期間:2023年12月1日~2024年11月30日(2025年12月31日まで延長)

対象国:フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシア

ビザ免除期間:15日間

▷2024年1月28日

対象国:タイ

条件:1回の滞在は30日以内、180日間で合計90日以内

▷2024年2月9日

対象国:シンガポール

条件:1回の滞在は30日以内

▷2024年3月14日~11月30日

対象国:スイス、アイルランド、ハンガリー、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルク

ビザ免除期間:15日間

▷2024年5月28日

対象国:ジョージア

条件:1回の滞在は30日以内、180日間で合計90日以内

▷2024年7月1日~2025年12月31日

対象国:ニュージーランド、オーストラリア、ポーランド

ビザ免除期間:15日間

▷2024年11月8日~2025年12月31日

対象国:スロバキア、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランド、アンドラ、モナコ、リヒテンシュタイン、韓国

ビザ免除期間:15日間


増便の動きが活発化

ビザ免除再開の見通しを報じるメディアが相次いだからなのか、日中路線でのフライト増便が活発化している。

たとえば、中国南方航空は2024年12月20日より、中部国際空港~広州線の直行便を約4年ぶりに再開する。同路線は新型コロナウイルス感染症の影響で長らく運休していた。再開後のスケジュールは以下の通りだ。


・CZ6505便: 広州発午前9時05分、中部着午後1時45分。

・CZ6506便: 中部発午後3時、広州着午後7時05分。


セントラル発着便がさらに充実

中国南方航空の中部国際空港発着路線は拡充を続けている。同社は、2023年5月に再開した中部~大連線(週4往復)や2024年6月に再開した中部~瀋陽線(週3往復)に加え、中部~広州線および中部~上海線の再開を決定しており、中部発中国路線は計4路線となる。

さらに、中国東方航空は2024年12月7日より煙台~福岡線(週3往復)を新規就航し、12月20日には中部~西安線(週4往復)を約5年ぶりに再開する予定だ。

また、本日11月20日には天津航空が関西~貴陽線を就航させた。2025年1月20日には吉祥航空が福岡~上海線(週4便)の運航を再開する計画を発表しており、日中間のフライトは増加基調にある。(編集:耕雲)

 参考 


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