上海ディズニーが「実名登録制」の新ルール、料金基準も「年齢」に統一へ
上海ディズニーリゾートが12月23日から実名制チケット購入制度を導入する。「身長」と「年齢」のいずれかが適用されている児童料金についても、「年齢」のみの基準に変更される見通しだ。不正転売の防止と公平性の向上を目的とした新ルールに注目が集まっている。
実名登録制で転売対策を強化
上海ディズニーランドは、すべての来園者に本人名義の公式身分証明書を使用したチケット購入を求める新たな実名制チケット購入制度を2024年12月23日から導入する。1つの有効な公的身分証明書につき、同一の来園日に購入できるチケットは1枚のみとなる。
公式価格を大幅に上回る高額なチケットの不正転売や買い占め、偽造チケットの流通がこれまで課題となってきたが、新ルールが抑止力として働くことが期待される。入園時には購入時に使用した身分証明書の提示が必要となるため、チケットの代理購入もできない。
子ども料金、年齢基準に統一へ
実名登録の導入に伴い、子ども料金の適用基準が年齢のみとなる点も注目されている。現行の基準では子ども向け割引料金が適用されるのは、3歳以上11歳以下、または身長1メートル以上1メートル40センチ以下が対象だったが、ルール変更後は「年齢」確認が重視される形になる。
中国国内のテーマパークでは、子ども向け割引料金(および免除)の適用基準に「身長」が採用されるケースが多い。迅速な判別が可能になる利点がある一方、個人差が大きい身長を基準にするのは不公平だとする指摘もある。
「身長規定」は地域や施設によって異なる 参考:本土宝
公平性と利便性を両立へ
実名登録制と年齢基準の導入は、来園者の公平性を高めるだけでなく、家族連れにとってもより分かりやすい仕組みといえる。不正転売を抑制し、料金基準を明確にすることで不公平感の減少やトラブル回避につなげたいところだ。
なお、前述したように来園時にはチケット購入時に使用した公式な身分証明書(パスポートや出生証明書など)の提示が求められる。子ども連れの場合も忘れずに持参するように留意し、スムーズに入園できるようにしたい。(編集:耕雲)

参考
上海迪士尼度假区公式サイト:
https://www.shanghaidisneyresort.com
上海迪士尼度假区实名制购票政策12月23日起生效_浦江头条_澎湃新闻-The Paper