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2024-11-27

アリペイに新「国際送金」機能、簡単・迅速、多通貨に対応するも用途を限定


モバイル決済サービスの支付宝(アリペイ、Alipay)に搭載された新たな海外送金機能が注目を集めている。簡単かつ迅速に多国間での送金を実現し、従来の煩雑な手続きを不要にする。ただし、現時点では、送金用途が留学費用や個人旅行に限られており、米ドルに未対応など制約もある。


世界40か国以上で利用可能

支付宝(アリペイ、Alipay)に40以上の国と地域への送金ができる機能が搭載された。同サービスでは、ユーザーが人民元で金額を指定し、送金先の国と通貨を選択するだけで、自動的に現地通貨に換算して表示する。現在対応している通貨は、香港ドル、ユーロ、円、ウォン、シンガポールドル、インドルピー、マレーシアリンギット、フィリピンペソ、タイバーツの9種類。米ドルやカナダドル、オーストラリアドルには未対応だが、多国間の送金ニーズに柔軟に応える構成となっている。

    


メリットとデメリット

支付宝の新機能の最大の利点は、「外貨取引枠を消費しない」ことが挙げられる。年間5万米ドル(約730万円)までの範囲なら外貨取引枠に影響を与えず送金ができる。さらに、すべての操作がオンラインで完結し、手続きが迅速なうえ、送金状況を数分以内に確認できる機能もある。

一方、利用にあたって制約も存在する。送金の用途は留学費用や個人旅行に限定されているのが現状で、手数料も送金額の0.5%(最低100元:約2,000円)となっている。また、送金額の上限も1回最大5万元(約100万円)、年間30万元(約600万円)に設定されているほか、さらに1か月に送金可能な件数は最大5件までの制約がある。


タイパで有利、サービス拡充を期待

支付宝の国際送金サービスは、銀行送金や他の決済プラットフォームが提供するサービスと比べて迅速かつ効率的だ。通常の銀行送金は手続きが煩雑で、送金完了まで数日間かかる場合もある。第三者決済サービスの利用は便利だが、手数料や送金額の上限ではそれぞれ異なる取り決めが設定されている。

支付宝の新機能はコスパ重視のユーザーにとって最適な方法といえそうだ。中国国内ユーザー向けに提供された限定機能と目されそうだが、利用可能な通貨の拡大や送金用途の増加など、さらなるサービスの進化に期待したいところだ。(編集:耕雲)

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