アジア冬季大会目前!ハルビンで地下鉄「環状線」開通、交通網強化へ
ハルビン市で、東西・南北を結ぶ既存の地下鉄路線に加えて環状線(地下鉄3号線)が運行を開始した。これにより観光地や商業エリアが効率的に結ばれ、市民や観光客の移動が便利になった。アジア冬季競技大会の開催を目前に、観光業や経済活動の発展が期待されている。
「十字+環状線」ネットワークが形成
黒龍江省ハルビン市で地下鉄3号線が11月26日に開通し、全長37.6kmの環状線が正式に運行を開始した。これにより、東西を結ぶ1号線、南北を結ぶ2号線と並び、ハルビン市内の交通網は「十字+環線」ネットワークを完成させ、観光地や商業エリア、住宅街を効率的に結ぶ新たなインフラが構築されたことになる。市民や観光客の移動が一層便利になり、観光業や経済活動の発展が期待されている。
参考:Wikipedia - ハルビン地下鉄3号線
市民生活と観光活性化に寄与
ハルビン地下鉄の駅は、各々が独自のデザインで、地域の文化や特色を反映している。太陽島駅は自然景観をテーマにしたデザインが施され、中央大街駅では歴史と現代が調和した美しいインテリアが魅力的だ。また、地下鉄2号線は中央大街や聖ソフィア大聖堂などの観光名所を結び、観光客の移動利便性を向上させている。このような地下鉄網の強化は、市内観光の利便性向上のみならず、観光業の発展にも寄与することが期待される。
参考:騰訊新聞 - 地鉄3号線完成運行
他交通網の連携
ハルビン市は市の債務率の高さから、地下鉄二期計画が何度も却下されるなどし、総延長ランキングは全国で低迷してきたが、地下鉄3号線の開通により沿線地域の商業・経済活動の活性化が期待できそうだ。ビジネス活動がより効率的に行えるようになり、商業施設や不動産の価値は急速に上昇、地下鉄、バス、鉄道の連携強化による交通網全体の輸送能力の増大に弾みがついた。
参考:The Paper - ハルビン地鉄3号線運行開始
アジア冬季競技大会が目前
ハルビンでは、2025年2月7日から14日までアジア冬季大会(アジア冬季競技大会)が開催される。観光とインフラの整備が加速し、経済活動全般に良い影響を及ぼしている。同市がより国際的な都市へと進化するうえで同大会は起爆剤としての役目を果たしそうだ。大会のスローガンは「冬の夢、アジアの愛」。同市の魅力を世界に発信する重要な基盤づくりのうえで、地下鉄網が果たす役割は小さくない。(編集:耕雲)
参考:哈尔滨市人民政府 2025 Asian Winter Games will Kick Off in Harbin on February 7th
