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2025-01-16

バス運行改革の明暗:北京の“減発”と広州の飲食規制緩和、上海はハブ新設

中国上海北京料理文化都市開発


中国の主要都市では、高速鉄道や地下鉄(軌道交通)の発展に伴い、公共バスの運営が転換期を迎えている。都市ごとの対応はさまざまで、利便性向上を目指した改革が行われることもあれば、コスト削減が目的の動きも見られる。


【厦門】バス網改革で利便性向上

近年、中国の都市公共交通(バス路線)の利用者は、地下鉄や都市間鉄道の発展や、電動自転車の普及、カーシェアリングの台頭を受けて減少しているという。2023年のバス利用者数は2019年比で67%の規模に留まったとするデータもある。

それでも都市によっては新サービスを導入し、利便性の向上を図る動きがある。たとえば厦門市では住宅地、産業区、学校、病院、商業圏、企業の6つの重要エリアにバス路線を展開し、市民の平均歩行距離を392メートル短縮させた。また、交通渋滞の緩和により、1388台の車両が減少したという。


【北京】路線バス運行間隔の延長

一方、北京市では昨年から年初にかけて、複数の路線で運行間隔が延長された。ネットユーザーの投稿によると、たとえば「345快」は夜間、10分から15分間隔で運行されていたが、15日現在では15分から25分間隔に変更されている。この“減発”措置により、バス、地下鉄双方で移動中の混雑が増しているとの指摘がある。

ちなみに昨年、地下鉄10号線の利用者数は1日平均で134万人に達し、2022年比で40%増加している。今後の観光需要の増加にも配慮しつつ、混雑を解消するために公共交通の運行調整が求められている。


【広州】公共バスの飲食規制緩和

広州市は2024年12月23日、新たな規制緩和を発表した。身長1メートル30センチ以下または法定の入学年齢に満たない児童の無料乗車に人数制限を撤廃した。また、公共バスでの飲食について、車内での食事禁止(赤ちゃんや病人を除く)から、「飲酒および刺激的な臭いを持つ食物の摂取禁止」という内容に変更された。


ただし、安全面の観点から電動自転車の持ち込みや盲導犬以外の乗車は引き続き禁止されており、音漏れ問題への対策としてスピーカーの持ち込みも認められていない。新規定の有効期間は5年間となっている。




【上海】上海動物園に新交通ハブ

上海動物園では新たに交通ハブが運営を開始した。地下1階で地下鉄10号線と接続し、地上に5系統のバス停が設けられており、乗り換えがスムーズだ。施設は地上3階・地下2階から成り、総面積は2万5,665㎡に及ぶ。

地下1階で地下鉄10号線と接続し、地上には5系統(721、1207、新涇1、748、328夜間運行)のバス停が設けられている。ターミナル内には駐車場やトイレなども完備している。高齢者や子ども連れの利用者からは好評だという。(編集:耕雲)



 参考 



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