台湾の有名女優が訪日中に肺炎で他界、SNSで「日本流感」が急上昇ワードに
台湾の人気女優・マルチタレント、バービィ・スー(大S)が2月2日、48歳で死去した。インフルエンザと肺炎の併発と報じられており、家族と共に日本旅行中に発症したとされている。SNSでは「日本流感」も急上昇ワードとして注目を集め、インフルエンザの罹患リスクに対する関心が高まっている。
「大S」が訪日中に病死
台湾の女優、歌手、テレビ司会者として広く知られるバービィ・スー(徐熙媛、大S)が2月2日に48歳で亡くなった。彼女の死因については、インフルエンザと肺炎の併発が報じられており、家族と共に日本旅行中に発症したものとされている。
バービィ・スーは1994年に実妹のシュー・シーディー(徐煕娣、小S)と共にアイドルデュオ「S.O.S(徐氏姐妹)」でデビューし、その後2001年の大ヒットドラマ『流星花園(花より男子)』で杉菜(牧野つくし)役を演じ、一躍名を馳せた。また、韓国歌手のク・ジュンヨプと再婚したことでも話題となった。
患者報告数は減少
2025年第4週(1月20日〜1月26日)のインフルエンザ流行状況が、国立感染症研究所から発表されている。定点当たり報告数は11.06(患者報告数54,594)で、前週の18.38から減少した。しかし、山形県(25.31)、新潟県(20.62)など、依然として高い水準を記録している地域もある。特に0〜4歳の子どもや基礎疾患を持つ人々がリスク群に含まれており、引き続き警戒が呼びかけられている。
国立感染症研究所が1月31日に発表したデータ:患者数数は減少傾向にある
なお、直近5週間のウイルスの検出状況では、季節性インフルエンザのAH1pdm09型が93%を占めているという。同ウイルスは2009年に発生しパンデミックを引き起こし、当初は豚由来の遺伝子を持つ新型ウイルスとして注目された背景がある。
肺炎リスクに警鐘
バービィ・スー(大S)死去のニュースを受けて、ネットでは哀悼の意を示す投稿が相次ぐ一方、インフルエンザ感染後の肺炎リスクに警鐘を鳴らす記事が目立っている。特に高齢者や免疫力が低下している人は、インフルエンザに感染することを契機に重症化し、肺炎に進行しやすいといわれる。糖尿病や心疾患などの基礎疾患を持つ人や妊婦も、二次的な細菌性肺炎やウイルス性肺炎のリスクが高いとされるので要注意だ。
SNSでは「日本流感」のキーワードも上位に登場した
WHO(世界保健機関)は、季節性インフルエンザの感染例が毎年世界で10億例に及び、そのうち300万〜500万が重症化している実態や、29万〜65万人が呼吸器疾患関連で命を落としていることをホームページで言及している。罹患を予防する対策としては、手洗いや消毒、マスクの着用、十分な休養と栄養補給を心がけるとともに、毎年のワクチン接種が推奨され、特に高リスク群への接種が重要だとする啓蒙が行われている。(編集:耕雲)
出所:季节性流感|WHO(www.who.int)

参考
【インフルエンザ流行レベルマップ第4週】前週比減、定点当たり報告数11.06に-感染研 - QLifePro 医療ニュース
IDWR 2024年第52号<注目すべき感染症> インフルエンザ
季节性流感|WHO(www.who.int)