社会・文化
2025-02-18

重慶2位、蘇州7位、社会消費品小売総額「1兆元」突破に7都市

ビジネス社会都市開発


社会消費品小売総額が1兆元(約21兆円)の大台に乗った都市は上海、重慶、北京、広州、深圳、成都、蘇州の7都市ある。特に重慶や成都は内陸都市の躍進を象徴するがごとく、消費の伸びが高い。蘇州は「1兆元」都市に仲間入りした初の地級市となった。


7都市が消費総額「1兆元」突破

重慶市人民政府弁公室のWeixin(WeChat)公式アカウントによると、上海、重慶、北京、広州、深圳、成都、蘇州の7都市が、社会消費品小売総額で1兆元(およそ21兆円)を超えた。特に注目すべきは2位にランクインする重慶の存在感であり、成都とともに躍動する内陸部の消費を牽引する。

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重慶・洪崖洞の夜景 

たとえば、重慶の洪崖洞(ホンヤードン)は消費のフロンティアの象徴的存在だ。かつての防空壕や洞窟が、いまや高級レストランやバーに変貌し、“洞窟経済”なる新しい消費モデルが花開くこととなった。ショッピングや食事、そして幻想的なライトアップと、まさに視覚と嗅覚を刺激するスポットとなっている。

重慶はデジタル経済発展活力ランキングでも、上海や北京と肩を並べる存在となっており、社会消費品小売総額は前年比3.6%増の1兆5,677億3700万元に及ぶ。


地級市の蘇州が1兆元超え

さらに注目すべきは蘇州だ。強固な製造業基盤と高い住民所得を背景に、初めて地級市として社会消費品小売総額を1兆元の大台に乗せた。前年比4.8%増の1兆43億7000万元という数値は、同市が単なる工業都市ではなく、巨大な消費市場としての存在感を証明している。


可処分所得は上海・北京が圧倒

一方で、上海と北京は若干の鈍化を見せた。上海の社会消費品小売総額は1兆7940億1900万元で、前年比3.1%減少。北京も同様に1兆4073億元で2.7%の減少を記録している。

広州は1兆1,055億7700万元(約22兆円)で0.03%の微増、深圳は1兆637億7000万元で1.1%増加となっており、広東省は比較的安定している。ただし、潜在的な“消費力”を示すともいえる一人当たり可処分所得は5万1474元となっている。上海の8万8366元、北京の8万5415元との差は大きい。(編集:耕雲)


 参考 






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