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2024-07-30

中国市場でiPhoneが“その他”に転落、ユニクロとコーク業績下降、快進撃「チェキ」に脅威出現

中国


中国の人口が2024年末時点で14億828万人となり、前年より139万人減少した。出生数は増加したものの、結婚登記数が過去最低を記録しており、回復は一過性に過ぎない可能性が高い。なお、男女の人口差が今後どう移り変わっていくかにも注視が必要だ。


出生者数が増加するも人口は減少

中国国家統計局のデータによると、2024年末時点での総人口は14億828万人に達し、出生数は前年より52万人増加し、954万人となった。しかし、同年の死亡者数は1093万人に上り、出生数の増加分はあっさりと帳消しにされてしまった。総人口は前年比で139万人減少したことになる。


「中国統計年鑑2024」を元にしたネットデータ等を参考に作成・加工



結婚登記数が過去最低

結婚登記数の減少が続くことは人口減少が一時的な現象にとどまらないことを示唆している。2024年の結婚登録数は610万6000組で、過去最低を記録した。2014年の1306万7000組と比較すれば半減している。

背景には、結婚適齢期人口の減少はもとより、結婚に対する意識の変化、経済的負担の増加への抵抗などがあるとされている。


性別比の不均衡問題

中国における人口問題を語る際、男女人口の不均衡も重要なテーマとして取り上げられてきた。2024年の時点での性別比は女性100人に対して男性106.29人となっており、日本の性別比(95人)とは異なった様相を示している。さらに遡れば、2004年には男性が女性を4041万人も上回っていたとする報道もある。

さらに、出生時の性別比については、2000年代前半は女性1人に対して男性が1.2人という大きな偏りを示してきたといわれる。現在では1.1人程度といわれるから、かなり改善がされてきたことになる。

これには非医療目的での胎児性別鑑定や性別に基づく人工妊娠中絶が2002年の『人口と計画生育法』で禁止されたことや、「二人っ子」「三人っ子」政策への移行が関係している。しかし、自然比(1.02~1.05人)にはまだ距離がある。完全是正されるまでにはしばらく時間がかかると予想される。




人口ピラミッドの変化の影響

男性が過多である世代が今なお多くを占めている以上、男女人口差の縮小も短期的に見込むことはできそうにない。しかし、女性の平均余命は男性より長い。そのため、人口ピラミッドが変化していくと、高齢層において女性人口が次第に優位に立っていくことが予測される。そのため将来的に男女人口が逆転する可能性もありそうだ。




男女間の人口不均衡は解消へ

中国の人口はすでに3年連続で減少しているが、特に注目すべきは、2023年に減少した208万人のうち83.65%、2024年に減少した139万人のうち88.48%が男性であった点だ。この点に焦点を当てたネット記事が目を引いた。


2024年末時点での男性人口は7億1909万人、女性人口は6億8919万人となり、人口差は約2990万人。2021年の3490万人と比較すると、500万人ほど差が縮小していることが分かる。この変化が男女人口の逆転の兆しと捉えられるかどうかは意見が分かれそうだが、今後の動向には注視していく必要があるだろう。(編集:耕雲)

 参考 

  • 中国国家统计局:2024年人口总量减少139万人 - 2025年1月17日, 俄罗斯卫星通讯社
  • 中国2024年结婚登记610万对 创45年来最低纪录 - 国际 - 即时国际
  • 2024年出生人口回升没有意外,但2025年出生人口很可能下跌_腾讯新闻
  • UNFPA 中国 | 政策简报:中国出生人口性别比正常化仍需持久努力




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