新幹線とどう違う?中国高速鉄道の最新「乗車変更」ルール
中国では6月8日(土)から10日(月)まで端午節の連休がある。この期間に旅行を計画している人も多いだろう。もし中国国内で高速鉄道を予約する際に知っておきたいのが乗車変更ルールだ。ふだん急なスケジュール変更を余儀なくされることが多い人は留意しておきたいところだ。今年1月15日から施行されている新ルールについておさらいする。
ネットユーザーによる問題提起
半月ほど前、SNSでは中国高速鉄道の乗車日変更手続きに対する不満が多く見られていた。「以前は乗車変更に手数料がかからなかった。変更後の切符の価格が元の価格を超える場合のみ差額を支払うだけでよかったが、現在は元の価格を超えない列車への乗車変更にも手数料がかかる」といった具合だ。
今年1月にルールが変更
乗車変更に関するルールが変更されたのは、実は旧正月(春節)前の2024年1月15日からである。数か月経過した段階でSNSで問題が沸騰したのは少し意外だが、とりあえず乗車変更にかかる手数料のルールについて記しておくと、以下の通りである。(注:変更手数料は、変更前後の低額相場の運賃に基づいて計算される。)
出発予定時刻の48時間以上前の変更:
手数料は無料である。
出発前24時間以上48時間未満の変更:
乗車券料金の5%が手数料として徴収される。
出発前24時間未満の変更:
乗車券料金の15%が手数料として徴収される。
出発後当日24時までの変更:
乗車券料金の40%が手数料として徴収される。
ルール改定の背景は?
乗車変更の新ルールのメリットについて、12306のカスタマーサービスは次のように説明している。以前の規則では、元の列車の出発48時間以内には乗車する列車を後続のものに変更できず、キャンセルするか20%の払い戻し手数料を支払うしかなかった。しかし、新規則では出発48時間以内でも乗車変更が可能になっている。
ルール改定は多くの乗客の要望に応え、サービスの改善と運営の効率化を目指したものーーそんな12306カスタマーサービスの言い分にすべてのネットユーザーがすぐさま納得することはないだろう。それでも新規則により、乗客は柔軟に乗車計画を変更できるようになった。追加費用が発生するケースについては注意が必要だが、少なくとも以前よりは融通が効きやすくなったといえる。
新幹線の乗車変更ルール
参考までに日本の新幹線の乗車変更ルールについても触れておこう。日本の新幹線では、乗車券と特急券が別々に発行される。特急券には指定席、自由席、グリーン車があり、これらは乗車券と別に購入する必要がある。そのため、混雑が予想される場合には前もって指定席特急券だけを予約しておくという方法もとれる。
指定席特急券の変更は、使用開始前(改札口を通る前)であれば有効期間内に1回に限り同じ種類のきっぷに変更できる(手数料なし)。ただし、特別企画の割引切符や旅行代理店で購入した契約乗車票は変更不可である。使用を開始して乗り越した場合、元の乗車券の営業キロが片道100km以内なら新旧の料金を比較して差額を支払う必要がある。途中下車しても払い戻しはないが、未使用区間が101km以上ある場合はわずかながら返金があるという情報もある。(編集:耕雲)
参考
新幹線の指定席券を窓口で変更する方法|東海道新幹線の予約ガイド (shinkansen-yoyaku.com)
きっぷの変更 | JR線ご利用案内 (jr-group.jp)