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2025-05-08

上海レゴランドの開園日が決定!“中国初”を逃した深圳・四川の動向は?

中国上海都市開発



"中国初"のレゴランド開園へ


上海レゴランドの開園日が公表された。上海より早く建設開始が報道されていた深圳や四川は“中国初のレゴランド”の称号を得ることができなかった。巨大化する中国のテーマパーク市場。今後、主役を担うのはどの施設だろうか──。

■ 上海レゴランド、開園日が決定


2025年7月5日、中国本土初のレゴランドが上海市金山区楓涇鎮に開園する。大型施設としては世界で11か所目。施設内にはレゴブロックの世界を再現した8つのテーマゾーンが設けられ、中国文化を反映した「悟空小侠」エリアが世界で初めて登場する。250室を擁するレゴホテルも併設され、家族向けの滞在型レジャーの需要に対応するという。

入場料は6段階の変動料金制が導入され、平日の最安は319元、ピーク時は599元。限定発行となった記念1年パス(1399元)は即日完売となり、開園前から注目度の高さがうかがえる。交通アクセスは「上海虹橋駅」から高速鉄道で約20分、「金山北駅」からタクシーで約30分。

■ 深圳・四川の開業は未確定


実は、当初「中国初のレゴランド」として報じられていたのは四川省眉山市の天府レゴランド建設計画だった。2020年6月に着工し、2023年の開業を目指していたが、資金調達等の問題から建設工事は一時休止。以来、進捗は見られていないとされ、具体的な開業時期も未発表のままだ。

一方、深圳レゴランドは2021年に建設が始まり、中国メディアは「世界最大規模のレゴランド」計画と報じていた。2025年後半の開業を目指していると言われる。

そのほか北京でも房山区青竜湖鎮で建設計画が持ち上がったとされるが、2025年5月現在、着工や具体的な進捗を伝える公式な後続報道は確認できない。

■ 巨大なテーマパーク市場


中国では、2021年以降、地方政府の過剰なテーマパーク建設を抑制する政策(国家発展改革委員会のガイドライン)が講じられているものの、テーマパーク新設にまつわる話題は事欠かない。北京市通州区では2026年に「北京海昌海洋公園」が、雲南省昆明では「派拉蒙(Paramount)テーマパーク」が2028年にそれぞれ開業を予定しているという。

このほか、広州に隣接する清遠市では広州長隆グループによる広州長隆第2テーマパーク計画が始動する。中国のテーマパーク市場全体としては、2023年の来場者数が延べ1億3000万人を超え、業界売上は推定312億元に達するなどのレポートもあり、巨大なポテンシャルを備えていることが推察される(『2024中国主题公园竞争力評価報告』より)。

■ 「IP×地域文化」の融合に注目


また、同レポートによれば、テーマパーク全体の59%が黒字を達成しており、地域経済への波及効果が明らかになっている。ただ、テーマの同質化や地域間格差といった課題も指摘されており、近年は、知的財産(IP)や地域文化の融合をテーマパーク運営の鍵とする見解が見られるようになってきた。

たとえば、POP MARTによる「泡泡玛特城市楽園(POP LAND)」はローカルIPや伝統文化を活かした施設として代表的な事例だ。レゴランドについては、中国文化との親和性や地域政府からの支援、継続的な施設投資が今後の運営の成否を左右する要素となりそうだ。(編集:耕雲)


情報源:
・新浪财经:《上海乐高乐园官宣开园时间:2025年7月5日》(2025年5月7日)
・上海本地宝:《上海乐高乐园门票価格出炉!六级票价机制详解》(2025年5月7日)
・搜狐新闻:《全球最大乐高乐园项目进展如何?深圳项目仍未公布开园时间》(2024年12月)
・四川在线:《探访天府乐高乐园项目现场:原计划2023年开园,延期至2025年》(2022年12月)
・Our Theme Park研究院:《2024中国主题公园競争力評価報告》(2024年5月)
・澎湃新聞:《昆明派拉蒙主题公园项目進展:预计2028年正式运营》(2023年12月)
・TTG China:《北京海昌海洋公园計画2024年开工建設》(2024年1月)






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