144時間ビザなしトランジット、長江デルタ全域に拡大へ
浙江省温州市で開催された第6回長江デルタ統合発展ハイレベルフォーラムにおいて、安徽省に144時間ビザなしトランジット政策が拡大されることが発表された。これにより、所定要件を満たした54か国の外国籍旅行者が上海、南京、杭州の港を通じて入出国し、最大6日間の滞在が可能になる見通しだ。
進む長江デルタ一体化
上海市場監督管理局のWeixin(微信)公式アカウントの7日付記事によると、同日、浙江省温州市で第6回長江デルタ統合発展ハイレベルフォーラムが行われた。長江デルタ三省一市(浙江省、江蘇省、安徽省、上海市)の政府代表や専門家らが長江デルタ一体化の展望をテーマに意見交流し、討論を行った。
フォーラムでは地域統合を強化するための10の主要プロジェクトが発表され調印が行われた。軌道交通、物流、人材、金融、基礎研究などの分野が含まれており、長江デルタ軌道交通運営公司の設立が発表されたことも注目される。安徽省と上海、江蘇、浙江を結ぶ交通利便性の向上が見込まれている。
144時間ビザなしトランジット拡大
外国人のための144時間ビザなしトランジット政策が安徽省に拡大する方針も明らかにされた。同政策は日本を含む54か国からの旅行者がビザなしで上海、南京、杭州の特定の港を通じて出入国し、上海、江蘇省、浙江省内で6日間の滞在を可能にするものだ。
安徽省にとっては長江デルタ統合戦略の重要なメンバーとしての存在が再確認され、今後の高品質な発展と広域市場の統合に向けた期待がかかる。同省は豊かな文化遺産と豊富な観光資源を有し、昨今ではインバウンド誘致の環境整備に力を注ぐ。上海等が先行していた外国人に向けた決済サービスの電子ガイドもすでに発行している。(編集:耕雲)
参考