日本の魅力を体感!「第3回上海ジャパンブランド展」が23日まで開催
「第3回上海ジャパンブランド展が6月21日から23日まで、上海市中心部の商業施設『美羅城』の戸外スペースで開催される。本イベントは、日本の商品や文化を中国の消費者に紹介し、その魅力を堪能してもらうことを目的としている。ステージイベントや多彩な展示を通じて、日本と中国の経済・文化交流が一層深まることが期待される。
多彩な展示とイベントで魅了
日本の商品や文化を中国の消費者に紹介し、その魅力を堪能してもらうことを目的としたイベント、「第3回上海ジャパンブランド展」が6月21日に上海市中心部の徐家匯にある商業施設「美羅城」の戸外イベントスペースで開幕した。地下鉄1号線と地下鉄11号線の10番出口が最寄り駅となっており、イベントの会期は23日までとなっている。
ジャパンブランド展では、選りすぐりの日本ブランドや地方自治体がブースを構え、新製品や目玉商品のアピールや、観光誘致のPR、特産品の紹介を行う。さまざまなステージイベントが予定されており、J-POPライブで日本の流行音楽を紹介するほか、空手道のデモンストレーションや和太鼓演奏といった伝統武道や文化、児童向けコンテンツとしてウルトラマンの舞台イベントも予定されており、老若男女問わず楽しめる内容となっている。
上海開催は後発、昨年からスタート
「ジャパンブランド展」は、日本の商品や文化を中国の消費者に知ってもらおうというコンセプトのもと民間主導でスタートしたイベントで、当初は大連、青島、蘇州、成都、武漢、広州等で執行委員会が組織されて回を重ね、その後も長沙や重慶、南寧など開催実績地を増やしてきた。
昨年からは上海でも開催が始まり、同年2月に「第1回上海ジャパンブランド展」が三井ショッピングパークららぽーと上海金橋で上海ジャパンブランド実行委員会と在上海日本国総領事館が共催した。第3回の開催となった今回は市中心部に会場が移された。魅力的なステージイベントや出展企業・地方自治体による展示で、日本と中国の経済・文化交流が一層深まることが期待される。
開催初日の21日は小雨が降りしきる天候
日本ブランドの奮闘
第3回上海ジャパンブランド展では、大阪王将、キリン(中国)、伊藤食品、ヤクルト、万字醤油、アクール浄水器、東急ホテルなどが出展企業に名を連ねている。毎回出展の常連のキリンは微信(Weixin/WeChat)公式アカウントをフォローした来場者に「氷結」をプレゼントする。ヤクルトはピーチ味の新製品をアピールする。100億個の乳酸菌を含み、鉄分が豊富だとされる。
ヤクルトはこれまでコンビニなどで快速消費品のジャンルで最も売れ行きのよい商品の一つとして中国市場で定着を見てきたが、関係者の話ししによると、昨今では牛乳製品との競合や、倉庫型モールで海外の類似商品が売り出される等の脅威にもさらされているという。また、Eコマースが大きな影響力を持つ中、新たな販売チャンネルの開拓も今後の成長にとって大きな鍵をにぎりそうだ。
地方自治体がプロモで熱戦
今回のイベントに参加した地方自治体には、沖縄県、鹿児島県、鳥取県、長野県、愛媛県、山形県、静岡県、長崎県、青森県がある。鹿児島県は「南の宝箱」のイメージ戦略のもと、本格焼酎を売り込む。沖縄県は、東急ホテルグループとコラボし、ブース4枠を構えて沖縄の物産を紹介する。各自治体とも微博(Weibo)や微信(Weixin/WeChat)公式アカウントのフォローを来場者に呼びかけているが、小紅書(RED)の公式アカウントをアピールする自治体も少なくなかった。
梅雨入りしたこともあり、開催初日の21日は小雨が降りしきる中での滑り出しとなった。それでも微博のアカウントフォロワー数が自治体トップの青森県のブースに人だかりができるなど、日本コンテンツに対する関心の高さを見せていた。ステージイベントが予定される22日、23日はぜひとも晴天に恵まれることを期待したい。(編集:耕雲)
出展企業・自治体が配布する粗品やパンフ
参考