食材の国籍は、原産地だけで決まらない。翻訳の履歴が、食べ物の国籍を作っていく。
5月29日は「こんにゃくの日」です。これは日本語特有の語呂合わせ(こ・ん・にゃ・く)で、海外の人に説明しても、最初の関門は味ではなく、発音になるでしょう。
ドラえもんの秘密道具「翻訳こんにゃく」は、食べればどんな言葉も通じるようになるという夢の道具です。しかし現実のこんにゃくもまた、ある意味では翻訳され続けてきた食材ではないでしょうか。
こんにゃくは、日本では「だしを吸う」食材として、関東煮やしらたきなど日常食として定着しています。しかし中国では「魔芋」として、辛味をまとう食材として認識されており、欧米では「konjac」として健康食品として再翻訳されています。
同じ食材が、地域ごとに異なる名前で呼ばれ、異なる味わいで食べられ、異なる欲望に応えてきました。これは言語翻訳だけではなく、文化翻訳、ビジネス翻訳の典型例です。
この教材では、以下のポイントを中国語で学びます:
この教材は、note上の記事「こんにゃくに"翻訳こんにゃく"はいらないのか?」をもとに制作されています。より詳しい内容や背景については、元記事をご参照ください。